東京日仏学院は東京・神楽坂に建つフランス文化発信拠点です。フランス語学校を中心に、図書室、映画館、ショップ、レストランを備えています。そのレストラン『ラ・ブラスリー』の評判がすごく良いので行ってみました。ウェディングにも使えるとのこと。さっそく見学!の前に坂倉準三設計の館内を探索してみたいと思います。
エントランスにあるコンパクトなショップ内は、雑然としていてまさにフランスの街の本屋のよう。フランス語学習教材のほかに、日本の漫画のフランス語版も売られています。GTOとか人気らしい。プワゾン(フランス語でポイズン)!
フランス語圏向けの日本語教材も売ってました。まったく期待を裏切らない「Ukiyoe」テキスト!そして館内へ。
フランスならではの赤と青を貴重としたシンプルで素朴なデザイン。フランス・フェルミニにあるコルビュジェの青少年と文化の家を思い出しました。
そしてこの建築のポイントが、この階段室です。手前の階段のほかに、奥にも階段の入り口があるのが見えるでしょうか?
二重螺旋の階段なのです。もともと旧館の3階は館長の住居であったため、通常用の階段とサービス用(女中が使う?)の階段を分けて二重にした…という噂ですが真実はいかに。
見上げるとトップライト。井戸の中にいるよう。
この筒状の部分が階段室です。裏庭につながっています。
裏庭から。
すっかりレストランのレビューということを忘れそうですが、裏庭にあるのが『ラ・ブラスリー』です。小道を歩いてアクセスします。
ごちそうさまでした!といいたいところなのですが、実は満席で入れなかったというオチ。。。レビューによると、3500円からとかなりリーズナブルにフランス料理が食べられるとのことで、土日は予約でいっぱいだそうです。また挑戦したいと思います。行かれた方がいらっしゃったら教えてくださいね。
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