空へ心解き放たれる空間、丹下健三の東京カテドラル正マリア大聖堂で結婚式


東京カテドラル聖マリア大聖堂/丹下健三/東京

この東京カテドラルは丹下健三の最高傑作と言えるでしょう。東京オリンピックが開催された1964年に竣工、その築後40年余りを経て2007年、外壁を中心とした大改修が行われました。

空から見下ろすと十字の形状をもつこの大聖堂は、中に入ると巨大なテントのように、建物中央上空へ尖った空間が貫きます。聖堂中央の椅子に座り、前方の十字架を静かに眺めていると、まるで上空に向かって逆重力が働いているような、身体が軽くなる不思議な感覚に。心を解き放つための宗教、そのための施設としてはとても計算された建築といえるかもしれません。

結婚式申し込み受付条件としてはさまざまな条件があり、「お二人が原則として初婚であること」「挙式前に結婚に向けての心の準備として結婚講座を4回受講すること」などがあります。一方で、カトリック信者でない方も受け付けているとのこと。他にもさまざまな決まりがありますので、まずは下記をご覧ください。

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