むかしむかし・・・3びきのこぶたは、それぞれ家をたてました。でも、わるいオオカミがこぶたたちを食べようとするのです!と、ここまではおなじみのお話ですが、この絵本「3びきのこぶた 建築家のばあい」ではちょっと違います。
なんとこぶたたちには、建築の才能があるのです。ひとりめのこぶたはフランク・ゲーリーこぶた。スクラップで家を作り上げます。
が、バイクでのりつけたオオカミが吹き飛ばしてしまいました!ゲーリーこぶた残念無念。つづいてガラスの家はフィリップ・ジョンソンこぶたが挑みます。
そして、こちらはフランク・ロイド・ライトこぶた。石とコンクリートで家を作り上げます。こんどは大丈夫でしょうか?
作者のスティーブン・グアルナッチャは、スウォッチの腕時計やMoMAのカードのデザインでも活躍。こんな面白い発想の童話、建築好きのあたななら読まずにはいられないですね。